男性の一人暮らし、毎月いくらかかる?生活費の目安と無理しない節約のコツ

男性の一人暮らし、毎月いくらかかる?生活費の目安と無理しない節約のコツ

この記事について:男性専用の匿名掲示板OTOCOの編集部が、公開されている情報や読者の声をもとにまとめています。制度や金額などは執筆時点の情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

この記事のポイント

  • 生活費は家賃・食費・水道光熱費などの内訳ごとに幅で把握すると、自分の使いすぎが見えやすい
  • 家賃は借りられる上限ではなく、毎月残したい金額から逆算して決めると後悔しにくい
  • 食費の差は自炊の腕前より、コンビニやデリバリーに頼る回数で生まれやすい
  • 通信費やサブスクなどの固定費は、一度見直せばその後もずっと効いてくる

25日に入った給料が、10日の時点でもう半分ない。コンビニのレジでスマホ決済の残高を見て、「え、こんなに使ったっけ」と小さく声が出る。

一人暮らしのお金って、だいたいこうやって消えていきます。大きな買い物をした覚えはない。飲み歩いているわけでもない。なのに、月末になるといつも同じくらいカツカツになる。

この記事では、男性の一人暮らしで毎月どこにいくらかかるのかを、内訳ごとの「幅」で見ていきます。そのうえで、手取り22万円の場合の予算例をひとつ組んでみて、無理なく続く節約のやり方を考えます。

最初にひとつだけ。ここで出す金額はすべて例です。東京の駅近と地方の郊外では家賃が倍近く違うこともあるし、自炊派と外食派でも食費はまるで変わります。自分の暮らしに置き換えながら読んでください。

まずは全体像。生活費は「幅」で見る

生活費の話になると、「平均はいくら」という一つの数字を探したくなります。でも、平均と自分を比べて安心したり落ち込んだりしても、正直あまり意味はありません。それより、項目ごとにだいたいどのくらいの幅に収まるのかを知っておくほうが役に立ちます。

項目 月の目安(例) 差がつきやすいところ
家賃(管理費込み) 5万〜8万円 地域、駅からの距離、築年数
食費 3万〜5万円 外食・コンビニ・デリバリーの回数
水道光熱費 8千〜1万5千円 季節、在宅時間、ガスの種類
通信費(スマホ・ネット) 3千〜1万円 契約プラン、端末代の分割
日用品 3千〜6千円 まとめ買いするかどうか
交際費 1万〜3万円 飲み会の頻度、恋人の有無
趣味・娯楽 1万〜3万円 人による。ここは本当に人による
服・美容 5千〜1万5千円 散髪の頻度、季節の買い替え

※金額はあくまで一例です。地域や生活スタイルによって大きく変わります。

全部の下限を足すと12万円弱、上限を足すと23万円台の半ば。同じ一人暮らしでも、これだけ開きがあります。

この表を見て、自分がどの項目で上限を突き抜けているか。そこにだけ注目すれば十分です。全項目をまんべんなく削ろうとすると、たいてい3週間で嫌になります。

家賃は「借りられる額」じゃなく「残したい額」から決める

生活費のなかで、いちばん大きくて、いちばん動かしにくいのが家賃です。一度契約すると、更新まで毎月同じ額が出ていく。だからこそ、ここで決まることがとても多い。

よく言われる目安は「手取りの3分の1まで」。手取り22万円なら7万円少々です。ただ、個人的にはこれは「上限」であって、「ここまで使っていい額」ではないと思っています。

不動産屋で物件を見ていると、あと5千円出せば駅に近くなる、あと1万円出せば部屋が広くなる、という場面が何度も来ます。月5千円は小さく見えますが、2年住めば12万円です。

おすすめなのは順番を逆にすること。先に「毎月これだけは貯金に回したい」という額を決めて、手取りから貯金と最低限の生活費を引いた残りを、家賃の上限にする。そうすると、内見のときに気持ちが揺れても、戻ってこられる基準ができます。

例: 手取り22万円で、1か月を組んでみる

数字だけ並べても実感がわかないので、ひとつ具体的に組んでみます。会社員で、手取りが月22万円。都市部の郊外に住んでいて、平日は自炊とお弁当を半々くらい、という男性を想像してください。

項目 予算(例) ひとこと
先取り貯金 30,000円 給料日に別口座へ移す
家賃(管理費込み) 70,000円 手取りの3分の1弱
食費 40,000円 外食は週1〜2回まで
水道光熱費 12,000円 夏と冬は少し上振れ
通信費 6,000円 格安プランを想定
日用品 5,000円 洗剤やティッシュなど
交際費 20,000円 飲み会2回くらい
趣味・娯楽 15,000円 削りすぎない
サブスク 3,000円 動画と音楽で2つまで
服・美容 7,000円 散髪込み
交通・雑費 8,000円 休日の移動、病院など
予備費 4,000円 予定外の出費に
合計 220,000円

ポイントは一番上の行です。貯金を「余ったらする」にすると、まず余りません。財布の中のお金は、あるだけ使われていく。水が低いほうへ流れるのと同じで、意志の強さとはあまり関係がないんです。

だから、給料日に先に3万円を動かしてしまう。残った19万円で暮らす。最初の1〜2か月は窮屈に感じるかもしれませんが、人は意外とすぐに慣れます。

手取り22万円の1か月の予算例。先取り貯金3万円を最初に分け、家賃は7万円
手取り22万円の1か月の予算例。先取り貯金3万円を最初に分け、家賃は7万円

もうひとつ、予備費の4,000円も地味に効きます。冠婚葬祭や急な飲み会で予算オーバーしたとき、ここが受け止めてくれる。予算はぴったり組むより、少しだけ遊びを持たせたほうが壊れにくいです。

毎月じゃない出費を、忘れていませんか

この予算表には、ひとつ弱点があります。毎月かかるお金しか入っていないことです。

一人暮らしには、年に数回だけ顔を出す出費があります。賃貸の更新料、年末年始の帰省の交通費、友人の結婚式のご祝儀、冬物のコート、急に壊れる電子レンジ。どれも「今月は特別だから」と言いたくなるものですが、1年単位で見ると、ほぼ毎年なにかしら起きています。

例えば、こうした出費が年に12万円くらいかかると見積もるなら、月1万円ずつ別に積んでおく計算になります。上の例でいえば、先取り貯金の3万円のうち1万円を「特別出費用」と名前をつけて分けておく。そうすると、ボーナスや貯金を取り崩さずに済み、毎月の家計も乱れにくくなります。

食費の差は、料理の腕よりコンビニに寄る回数で決まる

一人暮らしの男性で、いちばん予算からはみ出しやすいのが食費です。そしてその原因は、高級な外食よりも、帰り道のコンビニであることが多い。

仕事帰りに寄って、弁当と飲み物と、ついでにお菓子。一回あたりは千円前後でも、平日毎日なら月2万円を超えます。朝のコーヒーや昼のちょっとした買い足しも足すと、気づかないうちに食費の半分以上がコンビニに流れている、ということも珍しくありません。

だからといって、いきなり毎日自炊を目指す必要はないと思っています。料理に慣れていない人が完璧を目指すと、食材を余らせて捨てることになり、むしろ高くつく。

続けやすいのは、「寄らない日」を決めるやり方です。例えば月曜と水曜はコンビニに寄らない。その日のために、休日にごはんを多めに炊いて冷凍しておく。おかずはレトルトでも、卵を焼くだけでもいい。これだけで、週2回分の出費がまるごと浮きます。

節約は、我慢の量より「仕組み」で決まる。食費は特にそうです。

一度見直せば、ずっと効く固定費の話

食費や交際費は毎月がんばらないと下がりません。一方で、固定費は一度手続きをすれば、その後は何もしなくても効果が続きます。面倒くさがりの人ほど、ここから手をつけるのが正解です。

見直しやすいのは、このあたりです。

  • スマホの料金プラン(使っているデータ量に合っているか)
  • 動画・音楽・アプリなどのサブスク(ここ1か月で開いたか)
  • 使っていないジムやオンラインサービスの会員費
  • 自宅のネット回線(スマホのテザリングで足りないか)

サブスクは特に、ひとつひとつが小さいので放置されがちです。月500円のものが4つあれば年24,000円。カードの明細を1か月分さかのぼって、「これ何だっけ」と思うものがあれば、それはたぶん解約していいものです。

保険に入っている人は、内容を一度確認しておくといいと思います。ただ、保険は自分に必要な保障を見極める必要があるので、自己判断で解約する前に、契約先や中立的な立場の専門家に相談するのが安心です。

節約で疲れてしまう前に

ここまで節約の話をしてきましたが、言いにくいことをひとつ。削りすぎると、ほぼ確実に反動が来ます。

交際費をゼロにして、友人の誘いを全部断る。趣味のお金も削る。最初の1か月はお金が残って気持ちいい。でも2か月目あたりで息苦しくなって、ある週末に大きく使ってしまう。ダイエットのリバウンドと同じ構造です。

個人的には、趣味と交際費は「残す前提」で予算を組んだほうがいいと思っています。一人暮らしは、誰とも話さずに一日が終わることも多い。人と会う時間や、好きなことに使うお金は、生活の満足度にかなり直結しています。

節約の目的は、お金を使わないことではなく、使いたいところにちゃんと使えるようにすること。そう考えると、削る場所と守る場所の線引きが少しはっきりします。

続かない節約と続く節約の比較。我慢で削るより、仕組みで回すほうが長続きする
続かない節約と続く節約の比較。我慢で削るより、仕組みで回すほうが長続きする

月末の自分に、ちょっとだけ余白を残す

一人暮らしのお金は、誰にも管理されません。気楽な反面、使いすぎても誰も止めてくれない。だからこそ、自分なりの「仕組み」を一つ持っておくと、ずいぶん楽になります。

今月やるなら、カードと電子マネーの明細を1か月分だけ書き出してみる。それだけで、表のどこで上限を超えているかが見えてきます。来月の給料日には、少額でいいので先取り貯金を始めてみる。月5千円でも、月末に残高を見たときの気分はけっこう違います。

一人暮らしのやりくりは、正解がひとつではないぶん、他の人がどうしているのか気になるものです。男性専用の匿名掲示板 OTOCO では、家賃の決め方や食費の工夫について、同じように一人で暮らす男性たちが本音で話しています。ちょっとのぞいて、使えそうな工夫をひとつ持ち帰るくらいの気持ちで、気軽にどうぞ。

よくある質問

Q一人暮らしの男性の生活費は、月にどれくらいが目安ですか?
A

住む地域や家賃、外食の頻度でかなり変わるので、一律の正解はありません。この記事では家賃込みで月12万〜24万円程度という幅を例として出していますが、まずは自分の1か月の支出を書き出して、内訳ごとに比べてみるのが確実です。

Q家賃は手取りの何割までが安心ですか?
A

手取りの3分の1以内とよく言われますが、貯金もしたいならもう少し低めのほうが楽になります。家賃は毎月必ず出ていくお金なので、何を優先したいかを考えて上限を決めるのがおすすめです。

Q自炊をすれば、本当に食費は下がりますか?
A

下がることが多いですが、食材を余らせて捨てていると効果は薄くなります。毎日完璧に自炊するより、平日の夜だけ簡単なものを作る、昼に持っていけるものを作るなど、続く形にしたほうが結果的に安く済みやすいです。

Q節約しても、なぜかお金が残りません。
A

使った金額を把握できていないケースがよくあります。1か月だけでも、カードの明細と電子マネーの履歴を含めて全部書き出すと、思っていなかった出費が見つかることが多いです。給料日に先に貯金分を別口座へ移す方法も試してみてください。

この記事を書いた人

OTOCO編集部

男性専用の匿名掲示板「OTOCO」の編集部。掲示板に寄せられる悩みや話題をヒントに、恋愛・仕事・お金など、男性が本当に知りたいことを同じ目線で届けています。

同じ悩みを持つ男性の本音を、のぞいてみませんか?

OTOCOは男性専用の匿名掲示板。恋愛・仕事・お金の悩みから趣味の話まで、身近な人には言いにくい本音をスレッドで気軽に語り合えます。登録なしでも閲覧できます。

OTOCOで話題のスレッド

スレッドをもっと見る →