清潔感のある男性は何が違う?今日からできる身だしなみの基本と見落としがちな場所

清潔感のある男性は何が違う?今日からできる身だしなみの基本と見落としがちな場所

この記事について:男性専用の匿名掲示板OTOCOの編集部が、公開されている情報や読者の声をもとにまとめています。制度や金額などは執筆時点の情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

この記事のポイント

  • 清潔感はセンスではなく「手入れされているかどうか」。高い服や道具がなくても整えられる
  • 人が意外と見ているのは、襟元・爪・靴のかかとなど、自分では気づきにくい場所
  • においは自分では分かりにくい。体より先に、服やタオルの洗い方と乾かし方を見直す
  • 髪・爪・靴は「伸びてから」ではなく、周期を決めて手入れすると楽に続く

金曜の朝、駅のホームで電車を待ちながら、向かいの窓ガラスにうつった自分が目に入る。寝ぐせが一か所はねている。シャツの襟は、心なしかくたっとしている。まあいいか、と思ってそのまま会社へ。でも昼休み、同期の誰かがやけに「ちゃんとして見える」ことに気づく。顔立ちも服の値段も、そんなに変わらないはずなのに。

その差が、たぶん「清潔感」と呼ばれているものです。

恋愛でも仕事でも、「清潔感のある人がいい」という声はよく聞きます。ところが、具体的に何をすれば清潔感が出るのかは、意外と誰も教えてくれない。言われた側は「毎日風呂には入っているけど……」と首をかしげることになります。

ここでは、髪・肌・爪・におい・服・靴と、場所ごとに今日から直せることを書いていきます。高い服や道具の話はしません。必要なのは、ちょっとした手間と、どこを見られているかを知っておくことだけです。

清潔感は、センスより「手入れの跡」で決まる

まず、清潔感とおしゃれは別物だ、という話から。

おしゃれは好みが分かれます。ある人がかっこいいと思う服を、別の人は苦手だと感じる。でも清潔感はもっとシンプルで、「この人はちゃんと自分の手入れをしているか」で判断されることがほとんどです。

たとえば、何年も着ている無地のシャツでも、アイロンがかかっていてサイズが合っていれば、それだけできちんとした印象になります。反対に、流行りのブランドの服でも、シワだらけで毛玉がついていれば台無しです。家にたとえるなら、高い家具を置くことより、床にほこりがないことのほうが「きれいな部屋だな」と感じさせる。それに近い感覚です。

そしてもうひとつ。清潔感は、自分が一番気づきにくい場所で判断されています。 鏡で正面から見る顔よりも、後ろ姿や手元、足元。ここを知っておくだけで、直す場所がぐっと絞れます。

髪と顔まわり:寝ぐせ、ひげ、眉、鼻毛

顔まわりは、相手と話しているあいだずっと視界に入る場所です。

髪で一番差が出るのは、長さそのものより「伸びかけの期間」だと思います。切ってから1か月くらいは整って見えても、そこから先は少しずつ形が崩れていく。忙しいと「そろそろ切らないと」と思いながら、気づけば2か月経っていたりします。個人的におすすめなのは、切ったその日に次の予約を入れてしまうことです。周期が決まると、迷う手間そのものがなくなります。

朝の寝ぐせは、乾いた髪をいじるより、一度根元を水で濡らしてからドライヤーで乾かし直すほうが早く直ります。整髪料をつけるかどうかより、まずは寝ぐせが残っていないかどうか。そこが分かれ目です。

ひげは、剃るならあご下や首の剃り残しに注意してください。正面の鏡では見えにくく、横から見られたときに目立ちます。伸ばしている場合も、輪郭を整えているかどうかで「手入れしているひげ」と「伸びているだけのひげ」に分かれます。

眉と鼻毛も、地味ですが効きます。眉は形を大きく変える必要はなく、眉と眉のあいだや、まぶたに散らばった毛を少し整えるだけで顔の印象がすっきりします。鼻毛は、本人より相手のほうが先に気づくものの代表格です。週に一度、明るい場所で鏡を見る習慣をつけておくと安心です。

もうひとつ、肩に落ちたフケも要注意です。暗い色のジャケットやニットだと、本人が思う以上に目立ちます。シャンプーのときは爪を立てずに指の腹で頭皮を洗い、すすぎは「もう十分かな」と思ってからさらに少し長めに。洗い残しがかゆみやフケの原因になることもあります。かゆみや赤みが続くようなら、これも皮膚科で相談できる範囲です。

肌と手元:洗顔と保湿、爪の長さ

スキンケアというと身構える人もいると思いますが、最低限なら洗顔と保湿の二つで足ります。

洗顔は、手でゴシゴシこするより、泡を顔の上で転がすように洗って、ぬるま湯でしっかりすすぐ。皮脂が気になるからといって何度も洗いすぎると、かえって肌が乾燥しやすくなります。洗ったあとは、乾き切る前に保湿をする。冬場の粉をふいたような口元や、テカりの強い額は、この二つで落ち着くことも多いです。肌荒れやかゆみが続くなら、自己流で続けずに皮膚科に相談してください。

そして手元。ここは本当に見られています。名刺を渡すとき、グラスを持つとき、スマホの画面を見せるとき。相手の視線は意外なほど手に行きます。

爪は、白い部分が見えてきたら切るくらいの感覚がちょうどいいです。週に一度、曜日を決めておくと忘れにくい。切ったあとにやすりで角を整えておくと、引っかかりがなくなります。爪の間の汚れや、乾燥してささくれた指先も、気になるなら入浴後にハンドクリームを塗っておくだけでずいぶん違います。

清潔感がある人とない人の差。髪・爪・服の乾かし方・シワ・靴の手入れを左右で比べた図
清潔感がある人とない人の差。髪・爪・服の乾かし方・シワ・靴の手入れを左右で比べた図

においは、自分では気づけないものと思っておく

清潔感の話で一番むずかしいのが、においです。人は自分のにおいに慣れてしまうので、本人はほとんど気づけません。しかも周りの人も、なかなか指摘してくれない。

体については、毎日の入浴で耳の後ろ、首まわり、わきの下、足の指の間をていねいに洗う。これが基本です。シャワーだけの日でも、このあたりは意識して洗ってみてください。

ただ、個人的に体よりも先に見直してほしいのは、服やタオルのほうです。よくあるのが、部屋干しで乾くまでに時間がかかり、生乾きのにおいが残っているパターン。本人は洗濯しているつもりなので、まさか服がにおっているとは思わない。干すときは間隔をあけて、扇風機やサーキュレーターで風を当てるだけでも乾き方が変わります。洗濯機に洗濯物を入れっぱなしにしないことも大切です。

口のにおいは、歯みがきに加えて、歯と歯の間や舌の汚れも関係しています。定期的に歯科で歯石を取ってもらうと、自分では落とせない汚れまでリセットできます。

服と靴:シワ、サイズ、そしてかかと

服で清潔感を左右するのは、値段よりもシワとサイズです。

シワについては、洗濯後すぐに形を整えてハンガーにかけるだけで、アイロンの手間がかなり減ります。シャツなら襟と袖口とボタンまわりだけでもアイロンをかけておくと、全体がきちんとして見えます。襟の内側や袖口の黄ばみ、ニットの毛玉もチェックしておきたいところです。何年も着て色あせたTシャツは、部屋着に回してしまっていい。

サイズは、大きすぎても小さすぎても損をします。肩の縫い目が自分の肩より下に落ちている、袖が手の甲を覆っている、ズボンの裾が靴の上でたるんでいる。こういう服は、それだけでだらしなく見えます。試着のときは、鏡の前で腕を前に伸ばしたり座ったりしてみて、窮屈でもぶかぶかでもないかを確かめてください。

そして、見落とされがちなのが靴です。「おしゃれは足元から」とよく言いますが、清潔感も足元から崩れます。表面のほこりや泥汚れはもちろん、すり減ったかかと、くたびれた中敷き。座敷の店で靴を脱いだときに、靴の中や靴下のかかとが目に入ることもあります。

靴の手入れは、帰宅したら乾いた布で表面をさっと拭くだけでも続ければ差が出ます。同じ靴を毎日履くより、二足を交互に履くほうが中の湿気が抜けて、においもこもりにくい。かかとが斜めにすり減ってきたら、修理に出すか買い替えどきです。靴下も、かかとが薄くなったり毛玉だらけになったりしたものは、思い切って入れ替えてしまったほうが気持ちがいい。

ついでに言うと、ベルトの革のひび割れや、かばんの角のすり切れも、近くで見ると案外目に入ります。全部を新しくする必要はありませんが、「そういえば何年使っているっけ」と一度見直してみる価値はあります。

場所 手入れの目安(例) 見落としやすいところ
髪 1か月前後で切る 後頭部の寝ぐせ、えり足
ひげ・鼻毛 ひげは毎朝、鼻毛は週1回確認 あご下・首の剃り残し
爪 週1回 爪の間の汚れ、ささくれ
シャツ 着るたびに洗ってシワを伸ばす 襟と袖口の黄ばみ
靴 履いたら軽く汚れを拭く かかとのすり減り、中敷き
タオル・服の乾燥 洗うたびにしっかり乾かす 部屋干しの生乾き

頻度はあくまで一例です。髪型や仕事の環境によって合うペースは変わるので、自分に合わせて調整してください。

清潔感は、続けられる仕組みで守る

ここまで読んで、「やることが多いな」と感じた人もいるかもしれません。でも、全部を毎日がんばる必要はありません。

清潔感が続く人は、気合いで手入れをしているわけではなく、仕組みにしているだけです。髪は次の予約を入れておく。爪は日曜の夜に切る。シャツは洗ったらすぐハンガー。靴は玄関に拭くための布を置いておく。決めてしまえば、あとは考えなくても回るようになります。

それと、これは少し勇気がいる話ですが、信頼できる家族や友人に「俺、どこか気になるところある?」と一度聞いてみるのも手です。自分では見えない後ろ姿やにおいは、他人の目のほうが正確です。言われた直後は多少へこむかもしれません。それでも、何も知らないまま損をし続けるよりはずっといいと僕は思います。

出かける前の30秒チェック。寝ぐせ、ひげと鼻毛、爪、襟元、服のシワ、靴の6項目
出かける前の30秒チェック。寝ぐせ、ひげと鼻毛、爪、襟元、服のシワ、靴の6項目

特にデートや大事な商談の前は、前日の夜にこのあたりを確認しておくと当日の朝に慌てずに済みます。髪を切るなら、前日より数日前のほうが、切りたての不自然さが落ち着いて自然に見えます。

鏡の前の30秒が、印象を変えていく

清潔感は、生まれ持ったものではなく、毎日の小さな手入れの積み重ねです。顔立ちや体型は簡単には変えられませんが、寝ぐせを直す、爪を切る、靴を拭く。これなら今日からでもできる。

完璧を目指さなくて大丈夫です。今夜、まずは爪を切って、明日着るシャツをハンガーにかけておく。それだけでも、明日の朝の自分は少し違って見えるはずです。

身だしなみや恋愛のちょっとした悩みは、男性専用の匿名掲示板 OTOCO でも話題になっています。人には聞きにくいことも、匿名なら気軽に聞けるかもしれません。

よくある質問

Q清潔感とおしゃれは何が違いますか?
A

おしゃれは好みやセンスが分かれるものですが、清潔感は「きちんと手入れされているか」で判断されることがほとんどです。流行の服を着ていても、シワや汚れがあると清潔感は下がります。逆に、シンプルな服でもサイズが合っていて整っていれば十分です。

Q髪はどのくらいの頻度で切ればいいですか?
A

髪の長さや髪型によりますが、短めの髪型なら1か月前後を目安にする人が多いです。「伸びてきたな」と感じてからだと遅れがちなので、切ったその日に次の予約を入れておくと楽に続けられます。

Q自分のにおいが気になります。何から始めればいいですか?
A

まずは毎日の入浴で耳の後ろや首まわり、足をていねいに洗うこと、服やタオルをしっかり乾かすことから見直してみてください。それでも口臭や体のにおいが続いて気になる場合は、歯科や皮膚科など専門の医療機関に相談すると原因が分かることがあります。

Qスキンケアは何をすればいいか分かりません。
A

最低限なら、洗顔と保湿の2つで十分です。ゴシゴシこすらず泡で洗い、洗ったあとは乾燥する前に保湿する。肌荒れやかゆみが続く場合は、自己判断で続けずに皮膚科に相談してください。

Qデートの前日に最低限やっておくことは?
A

爪を切る、着ていく服のシワと毛玉を確認する、靴の汚れを落とす。この3つだけでも印象はかなり変わります。髪を切るなら前日ではなく数日前にしておくと、切りたての不自然さが落ち着きます。

この記事を書いた人

OTOCO編集部

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