休日にやることがない大人の男性へ|お金をかけない趣味の見つけ方と続け方

休日にやることがない大人の男性へ|お金をかけない趣味の見つけ方と続け方

この記事について:男性専用の匿名掲示板OTOCOの編集部が、公開されている情報や読者の声をもとにまとめています。制度や金額などは執筆時点の情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

この記事のポイント

  • 趣味は「好きなことを探す」より「試してみて嫌じゃなかったもの」から育てるほうが見つかりやすい
  • 最初の1か月は道具を買わず、借りる・無料で試すなど数千円以内で回すと失敗しても痛くない
  • 合うかどうかは「次の休みにまたやりたいと思ったか」で判断すると迷いにくい
  • 続けるコツは時間と場所を先に決めること。人とのつながりは、続いたあとについてくる

土曜の朝、目が覚めたら10時半。とりあえずスマホを開いて、動画を一本、また一本。気づけば外は暗くなっていて、ご飯を食べて、また横になる。日曜の夜に「この二日間、何してたっけ」と思い出そうとしても、何も出てこない。

休みの日にやることがない。言葉にすると小さな悩みに聞こえますが、これが毎週続くと、けっこう地味に効いてきます。疲れを取るために休んでいるはずなのに、月曜の朝に体が重い。なんとなく、自分だけ時間を無駄にしているような気がしてくる。

この記事では、趣味がないと感じている大人の男性に向けて、お金をあまりかけずに趣味を探す方法と、見つけたものを続けるやり方を考えていきます。自分に合っているかどうかの見極め方や、趣味を通じた人とのつながりについても触れます。

先に言っておくと、「これさえやれば人生が変わる趣味」は紹介しません。そういうものは、たぶん存在しないからです。

「趣味がない」は、実はよくある話

学生の頃は部活やゲームや友達付き合いで、放っておいても休みが埋まっていた。社会人になって数年たつと、それがいつの間にか消えている。こういう流れは、とてもよくあります。

理由はわりと単純で、平日に気力を使い切っているからです。仕事で頭も体も消耗して、休みの日は回復だけで手一杯。そこに「何か新しいことを始める」というエネルギーは残っていない。だから趣味がないのは怠けているからではなく、生活の配分の問題だと思っています。

それでも気になるのは、たぶん「このままでいいのか」という小さな不安があるからです。周りがキャンプだ、筋トレだ、サウナだと楽しそうにしているのを見ると、自分だけ空っぽに感じる。SNSを見ていると、なおさらです。

ただ、SNSに出てくるのは、すでに続いている人の楽しそうな一面だけです。その人たちにも、何も手につかなかった時期はあったはず。比べる相手を間違えないほうが、気持ちはずいぶん楽になります。

ひとつだけ気にかけてほしいのは、趣味がないことと、何をしても楽しくないことは別だという点です。以前は好きだったことにまったく興味がわかない、休んでも疲れが抜けない、眠れない日が続く。そういう状態が長く続いているなら、趣味を探すより先に、しっかり休むことや、医療機関や相談窓口に話してみることを考えてください。

好きなことを探すより、嫌じゃないことを試す

「趣味を見つけたい」と思ったとき、多くの人は「自分が本当に好きなことは何か」を考え始めます。でも、ここで手が止まる。好きなことがはっきり分かっているなら、とっくにやっているからです。

個人的におすすめしたいのは、順番を逆にすること。好きだから始めるのではなく、試してみて嫌じゃなかったものを、あとから好きになっていく。趣味は見つけるものというより、育てるものに近い気がします。

試す候補は、子どもの頃に少しハマっていたもの、最近なんとなく気になっているもの、友人がやっていて楽しそうだったもの。このあたりから拾うと外れにくいです。「昔プラモデルを作っていた」「最近ラーメン屋の行列が気になる」くらいのささいなきっかけで十分です。

ヒントが見つからないときは、ここ1か月のお金と時間の使い方を振り返ってみるのも手です。つい買ってしまう雑誌のジャンル、なんとなく見続けている動画のテーマ、行くと少し気分が上がる場所。人は興味があるものに、無意識に時間とお金を使っています。動画で料理ばかり見ているなら、作る側に回ってみる。キャンプ動画が好きなら、近所の公園で湯を沸かしてコーヒーを淹れてみる。見る側から一歩だけやる側に寄せると、それが趣味の入口になることはよくあります。

もうひとつ、「人に言って恥ずかしくない趣味」で選ばないこと。誰かに説明するための趣味は、だいたい長続きしません。ひとりで黙々と公園の野鳥を数えるのが楽しいなら、それは立派な趣味です。

まずは数千円以内で試せるもの

最初の1か月は、道具を買いそろえずに済ませるのがコツです。いきなり数万円のカメラやロードバイクを買うと、合わなかったときに「元を取らなきゃ」という気持ちが残り、楽しむどころではなくなります。

以下は、比較的お金をかけずに試せる趣味の例です。かかる費用は始め方や地域で変わるので、目安として見てください。

趣味の例 最初の試し方 最初の出費(例) 向いている人
散歩・街歩き 一駅手前で降りて歩く ほぼ0円 考えごとを整理したい人
読書 図書館で3冊借りる 0円 ひとりの時間が好きな人
筋トレ・ストレッチ 自宅で動画を見ながら自重で 0円 体型や体力が気になる人
写真 スマホで毎日1枚撮る 0円 散歩とセットにしたい人
料理 週末に1品だけ新しいものを作る 1,000〜2,000円 結果が目に見えると嬉しい人
釣り レンタル付きの釣り堀に行く 2,000〜4,000円 何も考えない時間がほしい人
楽器 中古や貸し出しのものを触ってみる 0〜5,000円 少しずつ上達を感じたい人

※金額はあくまで一例です。場所や始め方によって変わります。

自治体の公民館やスポーツセンターでは、手頃な参加費の講座や教室が開かれていることもあります。住んでいる地域の広報やサイトを一度のぞいてみると、意外な選択肢が見つかるかもしれません。

時間帯も意外と大事です。休日の午後は、気づくと昼寝とスマホで溶けていきがち。試すなら午前中、それも起きてから2時間以内くらいが狙い目です。朝のうちに一つ外に出る予定を入れておくと、その日一日の満足感がまるで違います。

合っているかどうかは、1回目より3回目で分かる

試してみても、1回目はたいてい楽しくありません。勝手が分からないし、下手だし、準備に手間取る。ここで「向いてない」と判断するのは、少し早い気がします。

目安にしているのは「3回はやってみる」こと。3回目くらいになると勝手が分かってきて、ようやく中身を楽しめるようになります。それでも気が乗らないなら、それはたぶん合っていないので、きっぱり次に行けばいい。

じゃあ、何を基準に「合っている」と判断するか。いちばん分かりやすいのは、次の休みにまたやりたいと思ったかどうかです。上手いか下手かは関係ありません。

その趣味が合っているかのサイン。次の休みにまたやりたいか、スマホを見なかったかなど6項目
その趣味が合っているかのサイン。次の休みにまたやりたいか、スマホを見なかったかなど6項目

全部に当てはまる必要はありません。2つか3つ当てはまれば、続けてみる価値はあると思います。逆に、やっている間ずっと時計を気にしていたなら、それも立派な判断材料です。合わなかったと分かっただけで、休日の過ごし方の候補がひとつ絞れたわけですから。

三日坊主で終わらせない、続け方の工夫

せっかく合いそうなものが見つかっても、続かないことはよくあります。原因の多くは、意志の弱さではなく始め方の重さです。

ありがちなのが「時間があるときにやろう」と決めるパターン。これはほぼ確実にやらなくなります。休日は、何も予定がないとスマホと昼寝に吸い込まれていくものなので。だからこそ、曜日と時間を先に決めてしまう。「土曜の朝10時から30分は散歩」と決めておけば、迷う手間がなくなります。

1回の量を小さくするのも効きます。ジョギングなら「30分走る」ではなく「靴を履いて外に出る」をゴールにする。外に出てしまえば、たいていそのまま少しは走ります。筋トレなら腕立て5回からでいい。小さすぎて笑ってしまうくらいがちょうどいいです。

続かない始め方と続く始め方の比較。道具・時間の決め方・1回の量・比べる相手の違い
続かない始め方と続く始め方の比較。道具・時間の決め方・1回の量・比べる相手の違い

記録を残すのもおすすめです。手帳でもスマホのメモでもいいので、やった日に一行だけ書く。「散歩。川沿いで猫を見た」くらいの適当さで十分です。たまに見返すと、思ったより続いていることに気づけます。

それと、上手い人と比べないこと。動画やSNSには、何年も続けた人の完成形があふれています。そこと比べたら、誰だって自分が下手に見えます。比べるなら先月の自分だけで十分です。

趣味を通じて、人とゆるくつながる

一人で楽しめるようになったら、次は誰かと共有したくなるかもしれません。趣味は、大人になってから人と知り合える数少ないきっかけのひとつです。

ただ、ここは少し本音を書いておきます。最初から「友達を作るため」に趣味の集まりに参加すると、意外と疲れます。相手もそれを感じ取るし、自分も成果を求めて空回りしがち。順番としては、趣味そのものが楽しくなってから、同じ場所に何度か顔を出す。そのうちに顔見知りが増えて、自然と話すようになる。このくらいのペースがちょうどいいと思っています。

人と話すのが苦手な人には、何かを一緒に「する」場をすすめます。ただ集まって雑談する会より、一緒に走る、一緒に作る、一緒に釣りをするといった場のほうが、会話が途切れても気まずくなりません。手を動かしていれば、無理に話題を探さなくて済むからです。

具体的には、地域のサークルや教室、ジムやランニングの集まり、趣味のイベントなど。オンラインなら、同じ趣味の人が集まる掲示板やコミュニティで、まずは読むだけでも雰囲気がつかめます。

一方で、一人でいる時間が好きな人が、無理に人と関わる必要はありません。誰にも邪魔されずに没頭できる時間があるだけで、平日のストレスの逃げ場になります。それも趣味の大事な役割のひとつです。

今週末、ひとつだけ試してみる

趣味探しは、気合いを入れるほど遠ざかります。だから、今週末にできることをひとつだけ決めてみてください。一駅手前で降りて歩く。図書館で目についた本を一冊借りる。それくらいで十分です。

合わなかったら、次に行けばいい。合いそうなら、来週も同じ時間にやってみる。その繰り返しの先に、いつの間にか「休みの日はこれをやってる」と言えるものが残っているはずです。

休日の過ごし方に迷っている男性は、思っている以上に多いものです。男性専用の匿名掲示板 OTOCO で、ほかの人が休みに何をしているのかをのぞいてみると、意外なヒントが転がっているかもしれません。

よくある質問

Q趣味がないのは、おかしいことですか?
A

まったくおかしくありません。仕事や生活で手一杯の時期は、趣味に回す気力が残らないのは自然なことです。焦って探すより、気になったものを一つ軽く試すくらいの気持ちで十分です。

Qお金をかけずに始められる趣味はありますか?
A

散歩や街歩き、図書館での読書、自重トレーニング、自炊、スマホでの写真などは、ほとんどお金をかけずに始められます。道具が必要なものも、レンタルや体験会を使えば最初の出費を抑えられます。

Q何をやっても三日坊主で終わってしまいます。
A

やる気の問題というより、始め方が重すぎることが多いです。「毎週土曜の午前に30分」のように時間と場所を先に決め、1回の量を小さくすると続きやすくなります。やめたものがあっても、合わなかったことが分かっただけと考えてください。

Q趣味で友達を作ることはできますか?
A

できる人は多いですが、最初から友達作りを目的にすると気疲れしやすいです。同じ場所に何度か顔を出すうちに自然と話すようになる、くらいの距離感がちょうどいいと思います。

Q一人でできる趣味ばかりでも大丈夫ですか?
A

大丈夫です。一人で没頭できる時間は、それだけでストレスの逃げ場になります。人と関わりたくなったら、同じ趣味のオンラインの集まりや掲示板をのぞくところから始めれば無理がありません。

この記事を書いた人

OTOCO編集部

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